どうしたらいいの?車の事故発生状況別の対応と注意点

雑談のこと

どんなに注意していても、事故は前触れもなく突然やってきます。事故直後は気が動転し、警察への連絡くらいしか頭が回らないかもしれません。事故処理を終え、少し落ち着いたところで、このブログを見つけてくれた方もいるのではないでしょうか。

事故には様々なケースがあり、一概に説明することは難しいですが、ここでは状況をいくつか絞り込んで、どのような流れで進んでいくのかをお伝えしていきます。落ち着いて読んでいただければ幸いです。

事故には単独事故と対物(対人)事故がある

まず今回の事故が単独事故なのか、または相手がいる事故なのかで処理の流れが変わります。

単独事故とは
・車を運転中にカーブを曲がり切れずガードレールにぶつかった
・コインパーキングから出ようとしたときポールに気づかずぶつかってしまった
・車とすれ違う時に端に寄りすぎて電柱にぶつかった
・夜道に狭い道路で道路わきの側溝にタイヤが落ちて動けなくなった

相手がいる事故とは
・交差点で曲がるとき反対から来た車とぶつかった
・信号待ちで止まっていたら後ろから来た車に追突された
・コンビニの駐車場から道路に出るとき歩道を走ってきた自転車とぶつかった
・ショッピングモールの駐車場内で出合い頭で他の車とぶつかった
・月極駐車場に駐車していて乗ろうとしたらバンパーをぶつけられていた

事故には様々なケースがあるので上記に該当しないものもありますが、まずは代表的な相手がいるかいないかの分類で説明していきます。

単独で事故した場合の処置方法

単独事故を起こしてしまった場合、まず何にぶつかったかで対応が変わってきます。

道路のガードレール、100円パーキングのポール、マンションのエントランスなど

これらの場合、ぶつけて損傷したものを修復するために弁済が必要です。街中のガードレールや標識などは、凹んだり傷が入ったままのものも多く、そのままにしておいても良いのではないかと思ってしまうこともあるかもしれません。しかし、必ず弁済しなければなりません

おおよその目安としては、ガードレールで10万円~、標識で20万円~かかってしまいます。

当たり前のことですが単独事故でも、起こしてしまったら警察へ連絡しましょう

連絡が遅くなると、誰かが通報したり、マンションの防犯カメラなどで発見されて当て逃げとして罰せられる可能性があります。

相手がいる事故の場合の処置方法

相手がいる事故も当たり前ですが警察、そして救急車です。

用事で急いでいる、相手が仕事の都合で今対応できないなど、状況によっては後回しにしたいこともありますが、どのような理由であれ、その場で連絡しましょう。

私は過去に、結婚式に出席するために車で向かっている途中で事故に遭い、止まれの標識を無視して飛び出してきたバイクに突っ込まれてしまい、結婚式に1時間ほど遅刻したことがあります。急いでいる時に限って事故に遭ったりするものですが、どんな事情であれ、事故処理を後回しにすべきではありません

後日になると、事故当時のことをハッキリ思い出せず、事故の割合も正確に出せなくなり、事故の解決まで時間がかかってしまいます。特に人身事故の場合は、ひき逃げとなってしまう可能性があるので、必ずその場で連絡しましょう

保険の種類と補償

世を走るバイクや車には、すべて自賠責保険という保険に加入しています。これは、国によって義務付けられている保険で、車検がある車やバイクは加入していないと車検を更新することができません。

・自賠責保険・・・強制保険ともいう、相手の人のみに補償される
・任意保険・・・加入は任意である。相手の人と物、自分自身と同乗者や物に補償される

都道府県にもよりますが任意保険の加入率は70%台後半から90%台前半です。

任意保険に加入していれば、ガードレールや標識の弁済や自分の車の修理費用も保険で補償されます。また、相手の人身事故についても、自賠責保険の上限を超えた範囲まで補償することができます。

すべてのケースをカバーできるような任意保険に加入していれば、相手の損害も自分の損害もすべて保険で賄えることになります。

警察へ連絡したら次に任意保険会社へ連絡する

単独事故でも、相手がいる対物事故でも、事故が発生したら、以下の2つの連絡を事故現場ですぐに行うことをお勧めします。

  1. 警察への連絡
  2. 任意保険会社への連絡

家に帰ってから連絡するのではなく、事故現場で連絡することで、以下のメリットがあります。

  • 正確な状況を伝えることができる
  • 自分の加入している保険の特約などを活用できる可能性がある

相手が100%悪い場合でも、とりあえず自分の保険会社に一報しておくことをお勧めします。

相手の加入している保険会社や担当者名が分かれば、教えてもらうことで、後の手続きがスムーズに進みます。

事故現場で謝ったら悪くなるという嘘の言い伝え

相手がいる事故が起きた場合、素人同士でどちらが悪いのか判断することはできません。どちらも自分が普通に走行していたと思って衝突してしまうため、現場で答えが出るわけではありません。

しかし、「謝ったら自分が悪くなる」「謝ったら負け」「相手が誤ってきたからこちらは悪くない」といった言葉を耳にすることがあります。

結論から言うと、たとえ現場で謝罪しても、過失割合は変わりません

事故発生後、「ガッシャーン、あ、やってしまった、、、(相手が下りてきて)すみません大丈夫ですか?」と声をかけたとしても、それが100:0の過失割合になることはありません。

「すみません大丈夫ですか?」「いやそちらもお怪我無いですか」といった、相手を気遣う言葉のやり取りは問題ありません。

ただし、衝突後に「すみません、居眠りしてました」「スマホが落ちて拾ってました」といった発言は、事故の原因として材料となる可能性があります。

修理工場へ修理を依頼して搬送してもらう

事故処理も終わり、相手との連絡先交換もできたら、次に修理工場に連絡しましょう。この連絡も、保険会社への連絡の後に速やかに行うと、事故処理の間にレッカー車で引き取りに来てくれたり、代車を用意してくれたりとスムーズに進みます。

自分で走れる場合は問題ありませんが、自走できるかどうかの判断は素人では難しいものです。専門の人に見てもらうことをお勧めします。

走れそうと思っても、帰りにオーバーヒートしたり、ウィンカーが点灯しなくて事故になってしまったりと、二次被害を起こすことがあります。

どこの工場に出したらいいか分からないときは、保険会社に相談すると、提携工場を紹介してくれることもあります。また、Googleなどで検索して近くの修理工場に依頼するのも良いでしょう。

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保険会社から事故状況聴取や過失割合の説明があります

この時点まで来ると、事故の翌日以降の話になります。

事故状況の聴取は、双方の保険会社からそれぞれ行われ、その内容をもとに、過去の事故判例集から過失割合が決定されます。

まず、事故状況の聴取は、自分が入っている保険会社に対して行います。その後、過失割合については、自分の保険会社または相手の保険会社から連絡があります。

停止車両への追突・衝突以外の場合、過失割合が10:0になることは稀であり、まず第一報で納得することはないでしょう。客観的に見ても自分が被害者であると思われる事故でも、2割過失などと提示されることもあり、怒りを覚えることもあるかもしれません。

その場合は、怒って突っぱねるのではなく、まずは根拠となった理由や判例を提示してもらいましょう。それを見ることで、そもそもの事故状況が相手と相違があったりすることがあります。

特に、相手保険会社からの提示割合が悪い場合は、自分が加入している保険会社に相談しましょう。

ショッピングモールの駐車場や私有地での過失割合

公道ではなく、ショッピングモールなどの大型駐車場で事故が発生した場合、過失割合をめぐって揉めることがよくあります。

これらの駐車場には、標識などが設置されているものの、基本的には「お互いにルールを守ってくださいね」という無法地帯のような状況です。

そのため、事故が発生した場合、「どんな状況でも5:5が基本」という提示を受けることがあります。これは、公道ではない場所であるため、判例が適用されないことが原因です。

しかしながら、近年ではある程度納得できる過失割合が提示されるケースも増えてきており、駐車場側も一方通行や止まれの標識をしっかり掲示するようになってきています。

とはいえ、依然として危険な場所であることに変わりはないため、大型駐車場では譲りすぎるくらいの気持ちで運転することが大切です。

過失割合や修理の金額を判断して保険を使うか決定する

事故が発生し、修理工場で修理が進み、過失割合も決まった段階になると、多くの人は保険を使うものだと考えてしまいます。しかし、実際には保険を使うかどうかは、相手への賠償金や自身の修理費用をどのように支払うかによって決まるのです。

保険会社には、事故後の手続きや修理の手配など、様々なサポートを受けることができます。しかし、保険を使わないという選択も可能です。

例えば、過失割合が少なく、相手の損害額も小さい場合は、過失割合分の費用を自己負担で支払う方が、保険料の値上がりを抑えられる可能性があります。

**「せっかく保険に入っているのに使わないのは勿体ない」**と考える方もいるかもしれませんが、保険を使うことで得られるメリットと、保険料の値上がりによるデメリットを天秤にかけて判断する必要があります。

ただし、保険を使わないかどうかを判断するには、契約者(保険に入っている車の持ち主)修理工場保険担当者の連携が必要です。特に、保険料の値上がりを計算するのは複雑なため、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

場合によっては、保険を使わない方が賢い選択となることもあるため、信頼できる車屋さんや保険屋さんとの連携が重要です。

まとめ

自動車事故は様々なケースがあり、その状況によって流れが変わることもあります。

しかし、何が起こっても、事故が小さくてもまずはその場で警察へ連絡する、保険会社へ連絡する、保険会社の指示を仰ぐという流れで問題ありません。事故後の対応にテクニックなどありませんので速やかに各所に連絡することで後々のことが問題なく進むようになります。
今回は人身事故を想定しておりませんでしたがずれのケースでも上記の順序で解決できますが出来れば事故に遭いたくないものですのでどんなところでも譲り合いながら運転したいものです。

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