【事故後のトラブル解決】車の事故に遭って困ったこと?

試乗のこと

車の交通事故に遭ってしまい事故処理も進みましたが、修理を進めていくうえでどうしたらいいの?という困った問題がいくつかあります。私が修理工場として対応したお客様の困ったを3つ紹介しますので同じような悩みの方は参考にしてください。

追突されてこちらに過失がないのに相手が保険に入ってない

止まっている車に追突をすると10:0の過失割合で追突した側が悪くなります。止まっていたあなたに非は無いので当たり前なのですが、事故処理を進めていくうちに相手が任意保険に入っていなかったことが分かります。事故の相手もすみませんとは言うが一括では払えないと言われたらどうしますか?
どうしたらいいのかというと、今回の事故でかかる修理費用や代車費用などをまとめて相手に直接請求することです。こちら保険に入っていても無過失なので保険会社が動いてくれないことがあります。ですので自分で修理工場を探して、見積りを作ってもらい、自分で相手に交渉しなくてはいけません。1万円や2万円ならまだしも、50万円、100万円になることもあり個人がすぐに払ってくれるのも難しいことがあります。どのような書類を作って約束するかも分からず本当に不安になります。
そんな時に使える2つの方法があります。これは自分が任意保険に入って、なお特約が使えた場合のお話になりますが、1つは弁護士特約です。自分の保険の弁護士特約を使って相手と交渉してもらうと、個人と話をするのではないので相手もしっかり対応してくれます。これはかなりの効力があり、今まで個人で連絡しても電話に出ず折り返しもあったりなかったりするのが弁護士に変わっただけで見違えるような対応になることがあります。やはり無視したり払う姿勢がないと訴えられるという怖さがあるので当然かもしれませんので弁護士特約が無いか確認してみましょう。
2つ目も自分の任意保険特約ですが、車両保険無過失事故という特約に入っていれば自分の保険から車両保険の条件内で保障されます。相手の所有者がわかり、事故内容で無過失と確定されれば等級ダウンも無く車両保険を使えます。そうなれば相手との交渉など待たずにすぐに修理を進めていくことができるということです。この特約はオプションの保険会社もあれば車両保険に加入すると自動的に付いてくる契約もあります。
保険に加入する時はこのような事故のケースはそもそも想定できないのですが入っていれば助かる2つの特約ですので困ったら確認してみてください。

車の修理代が全損になるから修理できないと言われた

過失がある場合や無過失の場合でも起こる腹立たしい事故後の困ったが「全損になるので修理できません」ということです。正確にお伝えすれば「お客様の修理費用がお車の年式や型式から算出すると全損扱いになってしまいますのでお支払いできる金額は全損金額となります」ということです。これを言われても「全損とはなんだ!まだまだ乗れるし、なんなら買って間もないぞ!」という声が想像できます。事故で度々あるトラブルが「全損」というキーワードを、使い慣れている保険会社が一般の方に言ったとき自分の車に価値がないと言われているようでヒートアップすることです。
それはそうでしょう、私たち日本人が愛とつけるのは、妻と娘と車なのですから。家にも服にも愛とは付けないのに、かわいい愛車が傷ついて修理しようとしたら全損とか言われると間違いなく怒ってしまいますよね。しかしながら冷静に話を進めるとやはり全損という上限はあり、それ以上の賠償はしなくても良いと決められているのです。
ここでまた特約なのですが相手の任意保険に対物全損時修理差額費用というものがあり、これは相手の車が全損になってもそれを超える修理費用を払うという特約です。修理をしたいのに全損と言われた所有者と今後示談の話などスムーズにいくわけでもなく、何かしら納得いく救済手段をということである特約です。しかしこれにも条件があり、上限が全損費用+50万円や修理をしないと適用されないなどあります。そして相手契約者が特約に入っていてもこれを適用すると言わなければ使えないの注意が必要です。

過失があるので代車が借りれない

これも良くある話で、10:0では無いから代車は出ないと言われたという困ったです。この話はなかなか難しい問題で、過去の判例では代車費用の過失分の支払いが認められたというケースがあります。しかし、これを乱暴に使うと5:5の過失割合でお互いがレンタカーを借りた場合、双方の損害額が膨れ上がりますので、それを防止するために損害拡大防止という観点から過失案件では代車費用が認められないと言われることがあります。私もこのケースはよくありますが修理工場としても過失案件はお客様負担という認識がありますし、場合によっては無料で工場代車お貸しするケースも多々あります。ここでも自ら加入の代車特約というものが役に立つこともありますので機会があれば見直してみるとよいかもしれません。

まとめ

今回紹介したのはよくある困った3例ですが修理工場を営んでいるともっとたくさんの困ったがあります。この困ったを軽減できるのは、任意保険の契約内容と親身になってくれる修理工場です。工場代車も無料でお貸しするというのは工場の厚意でもありますからかかりつけの車屋さんを作っておくと何かあったときでもスムーズに事故解決へとなることと思います。

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