車を買いたいなーと思ったとき、あなたは何を見て検索するでしょうか?
新車や中古車販売店で現車を見て選ぶ方はヤフーオークションの扉を開けることはないかもしれません。
顔も見たことない人から何十万円もの車を買うなんて怖くてできない、と思われるでしょう。
20年前に初めてヤフオクを使用したときは3,000円の落札を何回も躊躇してボタンを押したのを覚えています。商品が届くまでハラハラしておりましたが一度経験すると慣れてしまい、今では車を買ったり売ったりもしています。
しかし、これは私が車売買のプロだから失敗せずに出来ることであって、皆さんがポチッとして良い取引ができるのはなかなか難しいと思います。
ヤフオクの出品には「大事にされてこの車を好きな人に乗ってほしい」と思って出品されているものもありますが、そうではないトラブルも多く耳に入ってきますので、売買で気を付けるポイントを紹介してみようと思います。
写真の枚数が少なければ疑ってみる

ヤフオクでは車の出品の際に10枚の写真を投稿できます。
この写真だけで良し悪しを決めるのは非常に難しいのですが、最低でもこの10枚は掲載されているものを選びましょう。
例えば5枚だとか、少ない枚数であると、まず出品者の売りたい誠意が伝わりません。
良い出品者というのは、売れた後にトラブルを避けたいものです。そのトラブルを防ぐためにできるだけ情報を写真として掲載するのは当たり前のことです。外部リンクを貼って20枚、30枚と載せている出品者もいるくらいです。
あとは追加写真の要望に応えてくれたり、セールスポイントより不具合や傷などの情報を多く貰えると売買してからのトラブルが少なくなります。
出品地による車の状態を疑うようにする
パッと見はきれいだけどリフトに上げると錆びだらけ、という事があります。
雪が多い地方は融雪剤が巻いてあることが多く、その主成分は塩化カルシウムなので洗車せずにそのまま放っておくと錆びの原因になります。洗車をすれば取り除くことが出来ますが、雪の地域で乗ったら都度洗車なんてしません。
また海岸沿いでも海風や塩の影響で下回りが錆びている可能性があります。
出品者に尋ねたとしても、錆の度合いは明確に測れませんので出品者の説明を鵜呑みにすることは危険です。
外装の傷や凹みは、目に見える修理で直りますが、錆や腐食は車全体を脅かすので注意しておきましょう。
走行距離よりも年式重視
よく、年式は古いけど走行距離少ないから程度がいい、と言って購入する方を見ます。
極端な例ですが、10年落ち1万キロと1年落ち10万キロでは後者の方が故障しにくいと考えます。
さすがに1年で10万キロ乗るのは普通ではないので例に挙げるのはどうかと思いますが。
10年前と1年前では車の設計がかなり変わっています。部品も機能もブラッシュアップされているので、単純に壊れにくく耐久性が上がっています。
また10年前の1万キロというのは距離(稼働時間)が少ないことは良さそうですが、ゴム類の経年劣化があり、距離は少なくともオイル漏れが出てきたり足回りのブーツ類が破れたりと10年の年月を過ごした劣化は必ずあります。
どうしても安く買いたい理由を作りたいものですが年式は少しでも新しい方が良いのは明確です。
整備記録簿があれば見せてもらう
車検や点検に出すと整備記録簿というものを発行して車検証入れに保管されています。
この整備記録簿からどのような経歴かを詳しく判断することが出来ますが、素人で見ても判断できる方法があります。
オイルの交換や消耗品の交換履歴を確認することができるのですが、まずはどこで整備をしていたか?というのが大事になります。
今までの経験ですと、民間工場が良い悪いのとは別で、ディーラーの記録簿が多いと一つの信用になります。ディーラーに出すユーザーは「車のことは分からないから任せた」というケースが多く、もちろん民間工場でもしっかり整備してはいるのですが、ディーラーの方がより予防整備を行う傾向にあります。
逆にユーザー車検ばかり受けている車では、出来るだけ安く済ませていることが多く、定期交換部品も寿命が来るまで交換しなかったりと酷使されている車が多いことがあります。
民間工場の場合であれば、毎回違う工場の記録簿より、毎回同じ工場に頼んでいるケースの方が信用があると思えます。
室内がきれいであれば大事にされている車が多い

出品写真を見ると2~3枚ほどは室内写真があるかもしれません。
車を大事にしているオーナーは比較的室内がきれいなことが多いです。逆にオイル交換などあまりしない車は室内が散らかっていたり後付けのアクセサリーが多かったり、ごちゃごちゃしている車をよく見ます。
また、外装は塗装したりで元通りになりますが車内の傷や破れ、壊れているものは部品交換になりますのでちょっとしたことでも高額になります。ハンドルカバーが付いている車など、カバーを外すと外すとハンドルがボロボロだったりするので注意して確認しましょう。
においは取れないと覚悟しておく

これは現車を確認しないと判断できませんが、においが付いている室内は改善できません。
タバコ、ペット、芳香剤、これらのにおいがする車は染みついています。
フロアマットを新品に交換しても、シートカバーを新たに付けても変わらないのです。市販の消臭剤を使ってみても夏場に1日でも締め切って放置していたら元通りのにおいになっています。
これも臭いと思うかどうかは個人差があるので、芳香剤の有り無し、喫煙車かどうかくらいは確認することをお勧めします。
傷やへこみが放置されている車は避ける
擦り傷やへこみがそのままにされている車は気を付けてください。
お役様の車を見ていると、傷やへこみを放置しているオーナーさんは日ごろのメンテナンスも疎かなことが多いです。車が古くても傷が入ればすぐに修理する方でオイル交換をしないというのはほとんどいません。小さな傷の修理を7あきらめていると洗車の頻度も少なくなり、定期メンテナンスやオイル交換も車検ごとしかしない車も多く見ます。
まれに車はボロだけどエンジンオイルだけはキッチリやってるよ、というオーナーさんは車には興味は無いけど壊れてもらっては困るのでオイル交換だけはしているというケースで、おおよそ走行距離が15万キロなど走っているケースだと思います。
まとめ
上記の7つのポイントを意識することで、ヤフオクで後悔しない車購入を実現することができます。しかし、車は高額な買い物であるため、購入前に現車確認を必ず行うなど、慎重な判断が求められます。
さらに安全な取引のために
- 出品者の評価や過去の取引履歴を確認する
- 不明点は質問で解消する
- 現車確認を行い、納得してから入札する
- 個人間取引の特性を理解し、リスクを承知で入札する
これらの点を踏まえ、ヤフオクで賢く車を探しましょう!

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